東京民医連 看護1年目研修
|看護学生室
今日は朝から肌寒く感じられましたが、皆さん体調などいかがですか
先日、中野共立病院が加盟する全日本民主医療機関連合会で、東京に展開する医療機関を対象とした研修がありました。東京近郊から8法人が参加しています。
研修に参加したのは、1年目の看護師たち。
入職して半年がたったところで、自分の病院だけでなく、東京と埼玉・千葉の一部にも展開している医療法人で働く1年目看護師が集められ、当日は総勢130名で行われました。
1年目の今頃といえば、職場についていくので精一杯。自分の描いていた看護師像なんて吹っ飛んでしまうくらい業務に追われて日々が過ぎていってしまいます
そこで、この研修では、実技的なことを学ぶのではなく、働く場所は全く異なる1年目の看護師たちが集まり、今の自分の状況とともに悩みや不安、これからどんな看護が自分たちに出来るかを話し合う場となりました。
当日は6人で1グループとなり、先輩看護師を助言者にグループワークを開始。それぞれ事前課題として患者さんから生活史の聞き取りを行い、その発表と自分に何ができるのかをみんなで出し合いました。
会話の中では、「自分は訪問看護に配置されました。患者さんから1年目で何が出来るんだと言われて傷ついたこともあったけど、会話が生まれるように患者さんの好きな歌舞伎や相撲を見に行ってみた」という努力が
先輩看護師も含めて「すごい!」と盛り上がりました。
最後に各グループが『今の私たちにできること』というテーマで発表を行いました。
・患者さんが自分の状態を理解できるように自分たちも知識を増やす
・患者さんの持つ人の繋がりを知り、活かせる看護をする
・非言語的なコミュニケーションを大切にする
・「忙しそうで話しかけづらい」と思われないよう話しかけやすい環境を作る
・退院後のゴールを患者さんと共有する
・医療者本意でなく患者本位で!
・患者さんは笑顔でも病気への不安がある。そこを忘れずに!
1年目が同期で話し合って出た目標です。今日を糧に下半期も頑張ってね!!
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