東京民医連1年目研修を行いました!!
|看護学生室
こんにちは!看護学生室 杉本です。
今週に入って急に冬のような気温になりましたが、皆さん風邪など引いていないですか?
さて、10/21(木)に1年目看護師の東京民医連の研修を実施しました。研修のテーマは「生活者としての患者さんに、看護師としてどのように関わっていくか」
動画視聴では中野共立診療所の松本師長ご自身の実践されてきた患者さん・家族に寄り添う看護について講演してもらい、感想交流をして民医連看護についての理解が深めることができました。
グループワークでは事前レポートとしてそれぞれの職場で患者さんにインタビューを実施し、「治療について感じていること」「病気についてどう思っているか」など病気に対する思いだけでなく、「病前の一日の過ごし方」「どんな時代にどこで生まれて、小さい頃はどんな子供だったか」「職業歴」など患者さんの背景についても聞き取りを行いました。
患者さんは患者である前に、私たちと同じ一人の生活者です。今回のインタビューを通して、患者さんの日々の言動に「なぜだろう?」と疑問に思っていたことが元々の生活習慣や仕事歴などその人の背景が影響していることに気がついたり、患者さんとのコミュニケーションをとることの大切さを改めて気がつくきっかけになったなど、今後の看護に活かせる学びを得てそれぞれ共有することができました。また、日々の悩みや葛藤なども共有でき、同期同士のきづなも深まったようです。
研修の最後には1年目の集大成となる研修、「病態を科学する」についての説明を行いました。
患者さんの病気に対して、科学的に捉え、民医連看護の3つの視点である(1)患者の立場に立つ、(2)患者の要求から出発する、(3)患者とともにたたかう、という看護の実践について深めていく研修になります。私自身も研修に参加させてもらうことで、1年目看護師の成長を感じるとともに、初心を思い出させてもらっています。また、一人も辞めることなく8人全員が元気に研修に参加できていたことも、研修・看護学生担当として嬉しく思いました。これからもそれぞれ大変なこともあると思いますが、仲間と助け合いながら乗り越えて、次の研修でも全員の元気な姿を見られることを楽しみにしています。
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