中野共立病院看護師採用ブログ

コロナ禍でのメンタルヘルスを考える

こんにちは!看護学生室 杉本です。

11/13(土)民医連の関東地区の看護奨学生の集まりであるNEF(Nurse Egg Festival)が開催されました。第30回となる今回のテーマは「コロナ禍でのメンタルヘルスを考える」です。

看護師はそもそも人の命や生活に関わるストレスの多い職業です。

長引くコロナ禍でのストレスは看護師に限らず、社会全体に広がっています。看護学生たちも実習ができなかったり、息抜きもできないなどさまざまな不安や悩みを抱えています。

 

今回の講義では神奈川民医連の精神科医の先生からメンタルヘルスについて、そしてセルフケアの方法についてわかりやすく教えていただきました。

皆さんはマインドフルネスという言葉を聞いたことがありますか?瞑想などを通して「今ここ」に意識を置くことでストレスや不安を取り除く方法です。今回はレーズン(口に入れるものなら飴などでも可)を五感を使って食べる方法を実践しました。形をよく見る、感触を確かめる、臭いを嗅いでみる、噛んだ時の音を聞いてみる、味を感じるなど五感に集中することで、「今」に意識が高まります。

 

その他、運動や食事、人とのつながりなどがコロナうつにとっては大事であることなどを学びました。ピアサポートといって同じ状況に置かれた仲間同士で助け合うことも大切で、愚痴でも相談でも、一人で抱え込まないことが大切ということでした。

皆さんも何かストレスを抱えていませんか?家族でも友達でも先生でも、近くに相談できる人はいますか?コロナ禍で人と会いにくいけれど、SNSなども活用しながら一人で抱え込まないようにしていきましょうね。


最後に前回の問題の答え合わせです。

(1)②:25mm/secです。計算すると②が一番近くなります。

(2)②:PQRS波があり、R-R間隔も一定のため②が正解。

(3)①:特徴的なF波があり、R-R感覚が一定のため①が正解。

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